先日と言っても少し前のことになってしまいますが・・・
角川書店から刊行された、モンゴメリ・ロマンチック文庫(全7巻)の装画展と、
谷口由美子氏講演会“情熱の作家 モンゴメリの世界”へ行ってきました。
モンゴメリといえば「赤毛のアン」が有名ですが、
アンのシリーズ以外にも、
実はたくさんの作品を手掛けています。
私もアン・シリーズは大好きで、
特にシリーズ前半のお話は何度繰り返して読んだかわからないほどですが
それ以外の作品は「丘の家のジェーン」を読んだことがある程度。
読みたくても気軽に手に入らないものも多かったので
文庫のシリーズで刊行されるというのは
気軽に手にとれるのでとてもありがたいことだなあと思います。
講演会は、写真や地図を見ながら
モンゴメリの生涯と作品の舞台を辿りながら
モンゴメリのストーリテラーとしての魅力、
谷口さんが翻訳した作品を中心に翻訳秘話や
今回のロマンチック文庫の装画の話など…話は尽きず、
あっという間の時間でした。
また、今回はシリーズ共訳者の木村由利子さんもいらして
谷口さんとお2人で翻訳する際に苦労したお話をされたので
翻訳の大変さ、面白さなども改めて感じることができました。
外国語の訛りを日本語にする作業…確かにとても難しいですよね。
言葉ひとつで印象ががらりと変わってしまいますし。
翻訳者の方によって、かなり作品の雰囲気も変わるので
とても神経を使っていらっしゃるのだろうなと思いました。
ロマンチック文庫の作品ではアン・シリーズだけでは知りえない、
今まで、知らなかったモンゴメリの新たな一面を知るることができそう!
この機会に、アン・シリーズも含めてモンゴメリ作品を読破してみたくなりました!
ちいさいおうちにも、ようやくシリーズが入荷しました。
文庫版なので気軽に読み始めていただけると思います。
この機会にぜひ、アン・シリーズ以外のモンゴメリ作品の魅力に
触れてみてはいかがでしょうか。
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