「天狗ノオト」

第11回児童文学ファンタジー大賞奨励賞受賞作の

「天狗ノオト」を読んでみた。

 

母がやっている民宿の手伝いをしていたある日、

保は探し物をしていて、偶然、引き出しの中に古いノートを見つける。

そこには〝昭和××年8月31日 天狗ニアフ”という文章が書かれていた。

その秘密を解き明かすために友だちの優太や哲也と一緒に

天狗のことについて調べ始める――

 

興味深い題材を扱った読みやすいファンタジーに仕上がっているが

「天狗のかくれみの」か「神かくし」といったことに

どれだけ子どもたちが関心を寄せるかがポイントになるのでは・・・