『フラワーフェアリーズ』のイメージのブーケ

©フラワーフェアリーズ
©フラワーフェアリーズ

 先日、行なわれた第5回フラワーアレンジメント教室の様子を、写真とともにレポートしたいと思います♪


今回は・シシリー・メアリー・パーカーの『フラワーフェアリーズ』をテーマに、春らしいブーケを習いました。


まだまだ寒い季節、松本は極寒ですが、お花はすっかり春の色合い。

見ているだけでウキウキするような色が店内に溢れました。


ブーケを教えていただくのは

この教室では初めてです。

ラッピングの仕方、花瓶へのいけ方なども教えていただきました!



まずは、テーマとなる『フラワーフェアリーズ』の本を何冊かご紹介。



一時、品切れ状態が続き、和書は手に入りにくかったのですが

最近では全集やしかけ絵本として出版され、

雑貨で新商品も続々出てきていて、再注目されています。



今回、使ったのは・・・

エンドウマメ

スイトピー

パンジー フラメンコ

シレネ サクラコマチ(サクラソウの仲間)

二ホンズイセン

ローズゼラニウム

ラナンキュラス フェラン (実は長野県はラナンキュラスの生産地です)

ギリア レプタンサ

ルピナス ピクシーデライト


淡いピンク、紫にグリーンがふんだんに入るのが

るみ先生らしいカラーリングです。

ナチュラルな可愛さがいっぱいの色合いですね。




今回使う、お花をそれぞれに配ります。

その際にひとつづつ、お花の説明をしていただきました。


一見、バラのようなラナンキュラス。

長野県でたくさん作られてるというのは

今回、初めて聞きました。


そして、今回のアレンジメント。

バラが使われていないのは

るみ先生のアレンジメントでは珍しいそうです。

でも、ラナンキュラスがバラのような

華やかさを演出しています。

今回のブーケは片手で持って作り

そのまま花瓶にいけるようなスタイルです。


まずはパンジーの長さを基本に他の花をカットしていきます。

下の茎も落としていきます。

ゼラニウム、スイートピーはカットせず、

エンドウマメはもったいないけれど豆はカットします。

(カットして小瓶に挿したら可愛かったですよ)





お花の用意ができたら、まずは葉をもってラナンキュラスを持ちます。

そして、今回のアレンジのポイントのバインディングポイントを決めます。

バインディングポイントとは花が交差するポイント。

ここをしっかり決めることできれいなブーケになります。

今回のブーケの場合は直径+5センチの大きさになるイメージで

バインディングポイントを決めました。


主役の花、華やかな花(今回はラナンキュラス)を

まずは3本、凸凹をつくって配置します。

次に、最初に入れた花の周りを囲むように他の花を斜めにさしていきます。

3本くらいづつ、さしては手首をひねりブーケ全体を斜めに回すのを

何度か繰り返します。

中心の花を高くするようにするのがポイント。

このとき、ローズゼラニウムは残しておいて、最後にまわりにさすときれいなんだそう。


手の中でブーケが出来上がったら専用のテープで留めて

水を張ったバケツに入れて水を吸わせて休ませます。

今度はブーケをラッピングしていきます。

ラッピングをすると、ペーパー、リボンをつかってプレゼントにもぴったりです。

ラッピングによって印象が大きく変わりますよね~


用意していただいた素材を使って

思い思いのラッピングをしました。


休ませていたお花の根元に水を含ませてビニール袋に入れ、

テープでとめて固定します。


ここから紙で包んでいきます。

まずは無地の紙でお花を包みます。

その後に、プリントの紙を2枚使い、

1枚は中表に、もう1枚はプリント面を表に来るように包みます。

ギャザーを寄せていくイメージで包んでいくと

綺麗な仕上がりになります。


これが意外と難しくって、皆さん苦戦していました。

先生は慣れているのでくるくるって巻いていらっしゃいました。

これは慣れですね。


思い思いのリボンを結んで、出来上がりです。


はい!出来上がりです。

同じお花を使っているのにイメージがそれぞれ違いますね。

紙のカラーリング、リボンでも、またイメージが変わります。


どれもとてもきれいで春らしいブーケでした。

イギリスでは、こんなブーケのことを

ハンドタイプブーケ ポジィブーケというそうです。


このまま、このブーケをお友達の誕生日プレゼントにされるという

参加者の方がいらっしゃいました。

オリジナルのこんなブーケをプレゼントされたら嬉しいですよね。


次回、第6回の教室は3月2日(月)です。

テーマは7、ただいま先生と相談中です。

また、詳しい内容はHPでお知らせいたします。

興味のある方は、ぜひご参加ください。