遅くなってしまいましたが
第6回フラワーアレンジメント教室の様子を
ご報告です。
今回のテーマの本は
『リーサの庭の花まつり』
(エルサ・ベスコフ作/石井登志子訳)です。
北欧の花の季節をイメージした
フレッシュフラワーリースを教えていただきました。
この教室でリースを教えていただくのは、初めて!
リースとは「終わりのないことから、永遠を表し、縁起の良いもの」とされています。
イギリスやドイツの5月祭、北欧の夏至祭りでは十字架とリースが組み合わさるので
メイポールアレンジメントなどは、この2つを盛り込むのだそうです。
今回、アレンジに使うお花たちが先生と共にお店に到着。
一気に店内が明るくなりました。
華やかでさわやかだけど、どこか落ち着いた色合いがシックで素敵です~♪
今回、るみ先生が用意してくださったお花たち。
色々な色の花が咲くイメージで、さまざまな色のお花を持ってきてくださいました。
ヒューゲラストロベリースワール、ヒカゲカズラ、ピットスポラム、
クリスマスローズ、パンジー ムーランルージュ、チョコレートコスモス、
セントーレア ファンタスティックブルー、スカビオサ アプリコット、
ストロベリーキャンドル、サイネリア ティアサーモン、ヒヤシンス、シンポジウム
たくさんの種類を揃えるのは個人ではなかなか大変・・・
珍しいお花や手に入りにくいグリーンなどもあるので
こんなに贅沢に使えるのは教室ならでは!です。
今回のリースは、さまざまな色を使うので、その配置が重要です!
バラバラに色を配置すると落ち着かなかったり、古めかしいイメージになってしまいます。
同じ花をまとめて入れるというグルーピングという手法を使い
色の変わり目に必ずキーワードとなる花や葉を入れていきましょう。
こんなに沢山のグリーンを使うので、色々な色の花が入っても
全体のイメージはナチュラルになりますね。
お庭に生えているグリーンを使っても良さそうです。
今回、つかうお花とグリーンの説明をしていただき、さあ、いよいよリースを作り始めましょう。
【今回のポイント】
・真ん中の輪を消さないように、内側には短めに花を入れる
・高さが均等になるように、大きな厚みのある花から入れていく
・上からだけではなく、横から見ても花があるように気を付ける
まずは、リースの真ん中あたりに
主役級のお花をさします。
今回はやわらかな色味のヒヤシンス。
まっすぐさしてほしいのですが、
ヒヤシンスは柔らかいので、
芯に針金を入れてテープで固定して補強。
ちょっとしたテクニックですね。
他のお花も、思い切って短く切っていくと
長持ちします。
今回は、パンジー、クリスマスローズ、スタビオスを
グルーピングで入れていきます。
グルーピングのポイント
・たくさん花数がある時は、グルーピングを何か所かにわけます。
・グルーピングは奇数でそれぞれ高さ・向きを変える
→なるべく3本、三角形が基本です
参加者の方々は、最初はお花のさす位置や高さ、バランスに戸惑いがちでしたが
るみ先生のアドバイスで、どんどんリースが形になっていきました。
今回のキーカラーになるグリーン、シルバー、赤茶の葉などを上手にあしらって
色の変わり目をうめていき、どんどん完成に近づいていきます。
じゃじゃーん!完成です。
真ん中がきれいに丸くあいたリースらしい形のもの、
お花とグリーンがこぼれてきそうなもの、
お庭のようなようにいきいきとしたもの・・・
それぞれに個性的で魅力的なリースとなりました。
すこし、色々な色のお花を使いながらも
どこかおさえ色づかいが上品で素敵です。
こんなに素敵なリースが自分で作れるなんて楽しいですよね。
みなさん、大切に自分の作品を持って帰っていかれました。
どこに飾られたのかしら。
今回も、大充実の内容となったフラワーアレンジメント教室でした。
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