第3回長野県絵本大賞授賞式・記念講演会のご報告

ホームページでもご案内しておりましたが

長野県書店組合主催の

「第3回 長野県絵本大賞」の授賞式・記念講演会が10月10日に行なわれました。

 

少し遅くなってしまいましたが、当日の様子をご報告いたします。

 

当日は講演会日和!

この近辺はお天気が非常に不安定で、運動会が延期になった学校もあったようですが、この日には無事に開催できたようです。

そのこと自体はとっても喜ばしい事なのですが・・・その影響で、「出席を予定していたけれど運動会で参加できなくなってしまいいました!」というご連絡がちらほら・・・。

内心ドキドキでしたが、当日参加で会場に来てくださった方もいて、安心しました。

 

 

今年の受賞については、以前こちらでも発表させていただきましたが・・・

まずは各賞の発表がありました。

 

CLASSIC部門は 

『しろいうさぎとくろいうさぎ』(ガース・ウィリアムズ/ぶん・え まつおかきょうこ/やく)

CONTEMPORARY部門は

『ねこのピート はじめてのがっこう』(エリック・リトウィン/作 ジェームズ・ディーン/絵 大友剛/訳)が大賞を受賞しました。

 

なお、お仕事の関係できていただくことはできなかったのですが『ねこのピート はじめてのがっこう』の訳者である大友剛さんは、受賞をとても喜んでくださったとのこと。

大友さんの代わりに、ひさかたチャイルドの担当編集者の方が会場に足を運んでくださいました。

 

そして、COMMENT部門の発表は

1冊づつ、本の紹介といただいたコメントを読み上げながら、ご紹介。

 

見事、最優秀賞を受賞された五味さんは

当日、ご来場いただいていましたので、

受賞の感想、文に込めた思いなどをお話ししていただきました。

五味さん、おめでとうございます。

 

また、受賞者には副賞の図書カードが送られます。

 

 

今年は記念講演会には、CONTEMPORARY部門入賞作品でもある

「にっぽんのおにぎり」(理論社)の著者、

フードライターの白央 篤司さんをお招きして、講演をしていただきました。

 

「にっぽんのおにぎり」を中心に、本を作ることになったきっかけや

ご自身が体験された地域ごとの「食」の違い、郷土料理の面白さ、

フードライターというお仕事についてなどなど、様々なお話が聴けました。

 

白央さんは最初は「緊張しています~」なんておっしゃっていましたが、

最後はおまけで時間ぎりぎりまでお話してくださいました。ありがとうございます。

また、長野県や松本の食べ物にも興味津々でご来場の皆さんに質問・・・

なんていう場面もあり、とっても和やかな雰囲気の講演会でした。

 

 

参加者全員に配られた「にっぽんのおにぎり」MAP、おにぎりの作り方読本、

新刊の「にっぽんのおかず」のご案内、そして「おにぎり引換券」。

食べ物関係のチラシは眺めているだけで楽しいのですが、

今回は、おにぎりのお話を聞いた後には、やっぱりおにぎりが食べたい!!と思い、

特別にお弁当屋さんにおにぎりを作ってもらいました。

参加者のみなさん、喜んでいただけたでしょうか・・・

 

「にっぽんのおにぎり」「にっぽんのおやつ」のどちらにも共通しているのは

手に取った方がまず、自分の住んでいる県、もしくは出身県が何かをチェックするということ。

「そうそう!これ!!」と思われるか「いやいや、これよりも・・・」となるかは、

人それぞれですが、まずはそこでひと盛り上がり。

みんな、食べ物に関してはそれぞれの想いがあるということなのでしょう。

 

©にっぽんのおかず
©にっぽんのおかず

 

そしてそして、最後に新刊のご案内。

 

おにぎり、おやつ・・・ときて

新刊は「にっぽんのおかず」です。

どんなものが紹介されているのか・・・

楽しみですね。

 

気になる方は、

お店に確かめに来てくださいね~