信濃子どもの本と読書の集い、無事終了しました。

2月4日に「第43回子どもの本と読書の集い」が開催されました。

心配していたお天気も何とか大丈夫で、当日は寒いながらも晴れていて、

何年か前の大雪を経験している身としては、ほっと胸をなでおろしました。

 

午前中は6つの分科会。わらべうたや、ビブリオトークなど

各々に興味のあるテーマの回にご参加いただきました。

それぞれに熱気のある会だったのではないでしょうか。

 

午後は作家のおーなり由子さんと

はたこうしろうさんご夫妻を講師にお招きし、

「絵本なおしゃべり」という演題で

お二人からお話を伺うことができました。

ご夫婦での対談形式の講演会は初めてとのこと。貴重な機会をいただきました。

 

おーなりさんとはたさんは、それぞれに作品を発表されているので、個々のの作品制作についてお話しいただくのはもちろん、共著の作品についてのお話も伺える、とても贅沢な講演会となりました。

 

おーなりさんが朗読してくださったり、はたさんが仕事場の様子を写真で見せて下さったり…それぞれの作品に込めた思いなどを聴くことができました。

また、おーなりさんの作品はブックデザイン等を、はたさんが手掛けていらっしゃることもあり、まさに二人三脚で本の制作をしておられるので、1冊の本をどのように形にしていくのか…というお二人ならではのお話をたっぷりしていただきました。

おーなりさんとはたさんが松本に縁を感じていただいていること、

松本を好きでいてくださることも一因かもしれませんが、

お二人から醸し出される暖かい雰囲気が聴いている人みんなに伝播して、

とても良い講演会になりました。

 

おーなりさん、はたさん、ご参加いただいたみなさん、

どうもありがとうございました。

★おまけ

おーなりさんとはたさん、お二人ともお忙しいのに、

前日に松本入りした際にちいさいおうちにもお寄りくださいました。

『おにいちゃんといもうと』

(シャーロット・ゾロトウ/著 はたこうしろう/絵 あすなろ書房 ¥1,200(本体)

とっても貴重なお二人でのサインをちらりとお見せします。

女の子ははたさんが、お花はおーなりさんが描かれています。

ひとつひとつ表情が違って、どれもかわいくて、スタッフ一同悶絶してました。

※こちらのサイン本は既に完売してしまいました。ごめんなさい。