久しぶりの更新

ブログを書くのが久しぶりすぎて、更新の仕方がわからなくなり焦りました。さぼりすぎですね‥‥‥

 

ホームページやSNSではお知らせさせていただいているので、ご覧いただいている方もいらっしゃると思いますが、昨年に3冊目のエッセイを出すことができました~

『海外児童文学をめぐる冒険』は、ずっと自分の中でどこかで表現したいと思っていたことがテーマだったのですが、まさかこのような形で本にしていただけるとは思わず、本当に驚きと喜びとありがたい気持ちでいっぱいです。

 

この本の中では、わたしがこれまでどうやって絵本や物語を読んできたかなどを書いています。

その中でも大きなテーマのひとつとして、大好きで大尊敬する吉田新一先生からうけとったものを、なんとか欠片でも記録しておきたいというのがありました。吉田先生と出会えたことは、ほんとうにわたしの読書人生をかなり豊かにしてくれたと思っているからです。

本を書く前に吉田先生にお会いして「こういう本を書きたいと思っているのですが‥‥」ということを説明し、許諾していただいたということもあり、公開ファンレターを書くような気持ちも少なからずありました。

私の文章力では表現しきれなかった部分もたくさんあるのですが、「読書のよろこび」を手渡してもらえたという経験を書き留めておきたかったのです。

 

‥‥‥前置きが長くなりましたが、そんな吉田先生のご縁から、

大東文化大学図書館英米文化所蔵 「ビアトリクス・ポターコレクション文献目録2025」に、『海外児童文学をめぐる冒険』を掲載していただいています。

本の中には、吉田先生がピーターラビットについてお話してくださったときの講座の文字起こしも一部収録されています。ピーターラビットのおもしろさ、ポターの巧みさ、そして吉田先生の読み解きの素晴らしさ‥‥‥わたしがお話を聴いた時に感じた驚きや興奮が少しでも伝わったら幸いです。

 

大東文化大学は、ビアトリクス・ポターの資料を展示した「大東文化大学ビアトリクス・ポターTM資料館~ピーターラビットの絵本の世界~」を運営されています。

ピーターラビットとも吉田先生とも縁の深い大学の文献目録に、

私の本がコレクションのひとつとしてご紹介していただけるなんて感激です。

 

とても嬉しかったので、こちらでもご報告させていただきました。

ご厚意で河野芳英教授に目録を送っていただきましたので、実物がご覧になりたい方は、店頭で声をかけてください。

 

(大東文化大学のホームページttps://www.daito.ac.jp/information/activity/beatrix_potter/)